法人インタビュー
有限会社福の里 様
有限会社福の里(福岡県)
施設長 堀尾吉征様
○ベトナム人女性を専門生1名、特定技能・介護で3名採用。半年で夜勤に入れるほど覚えが早く、積極的な姿勢は特筆もの
○日本人スタッフの意識向上につながる好影響も
福の里は福岡県北九州市で、グループホーム・デイサービス・有料老人ホーム・居宅介護支援・訪問介護と介護メニューをフルに手掛け、ご利用者様に安心のサービスを提供しています。施設長の堀尾さんにお話をうかがいました。
「父の介護をきっかけに始めた福の里も今年で18年目を迎えますが、近年は経営環境が変わってきました。北九州市は政令指定都市で人口は多いのですが、当施設は内陸部にあり、交通の便があまりよくないせいか人材が集まらなくなってきて、新卒の若者も数年でやめてしまうことが続きました。これからは外国の方にお願いする時代か……と思っていたこともあり、ユアブライトさんにご相談することにしたのです」
日本人スタッフの派遣会社なども利用したそうですが、人を押し込もうとするばかりでニーズをくみ取ってくれないことに辟易していたとのこと。当社の営業・秋元には信頼をお寄せくださっています。
「遠いのに話をよく聞いて、しっかり対応してくれるので安心感があります。
昨年に介護専門学校生の紹介を受け、アルバイトで1名就業してもらいました。採用の要領や迎え方、働きぶりなどの感触がつかめたので、現在は追加で2名を社員として採用しており、もう1名に内定を出しています」
現在就業中のスタッフについてはいずれも覚えが早く、即戦力になってくれているとのこと。2名の社員は就業半年ですでに夜勤を任せることができており、いいペースで来ていると笑顔を見せます。
「みな当社のグループホームで就業しています。細かい敬語など勉強中の部分はありますが、ご利用者様からは明るくて気が利くと評判は上々。レクリエーションに活気が出てご利用者様の笑顔が増えました。
若いのに1人で日本に来て一生懸命働き、本当に皆しっかりしています。きびきび行動し、もっと仕事がしたい、頑張りたいという意欲的な姿勢は頭が下がるほどで、ベテランの日本人スタッフにもよい刺激になっているようです」
先輩スタッフにも常に見られている、手本になるようにという意識が生まれ、組織が活性化されるという思わぬ好循環が生まれたのは大きいと堀尾さんは考えています。
今後は、彼女たちの前向きさに応えるべく介護福祉士取得に向けて、現場と勉強の両立を支援していくそう。宿舎も建設し、最終的には8名程度まで採用・育成していきたいというその意気込みを、当社は引き続き全力で支援させていただきます!
「日本の文化や生活に慣れてほしいし良い部分を知ってもらいたいので、コロナが収束したら案内してあげたいですね」まるで“日本のお父さん”のような堀尾さんです。