法人インタビュー
社会福祉法人 正福会 様
○フィリピン人職員を採用した経験もあり、ベトナム人男性4人・女性7人がスムーズに現場に定着
○トラブルなくご利用者様にも受け入れられ、可愛がられている
社会福祉法人正福会は大阪府で特別養護老人ホーム「くつろぎ つるみ荘」「くつろぎ 友井荘」を運営。今回お話をうかがった池田さんはつるみ荘の施設長、松山さんは友井荘の施設長を務めています。
正福会は当社のご紹介で、つるみ荘に男性3人・女性4人、友井荘は男性1人・女性3人、いずれも20代~30代前半のベトナム人職員を採用しています。お二人に彼・彼女たちの印象をうかがいました。
「気質が日本人によく似ていると思います。敬老精神や介護に対する姿勢に共通するものがありますね」と池田さん。親切で細かい気配りがあり、お年寄りのお世話をすることに抵抗がないという印象をお持ちだとか。
「困った時には必ず相談しに来てくれるし、『わからないので教えてください』という積極性もあります。日本人職員も若い世代が多いので、年齢が近く話しやすいようです」
松山さんの彼・彼女たちに対する印象は、表情が豊かでいつもニコニコしているということ。高齢者に対して常に温かく、仕事ぶりを傍らで見ていても安心できるそうです。
ベトナム人職員を迎えた際の準備・対応についてうかがってみました。じつは特別な対応はしていなくて……と池田さん。
「基本的なコミュニケーションはそこそことれるレベルの日本語力でしたし、私どもにはフィリピン人職員を迎えた経験もありましたので、基本的には大阪のおばちゃんならではの世話好きでやっています(笑)。現場には先行して2人のベトナム人職員が就業しまして、この2人がうまくなじんで続く5人を導いてくれたので助かりました。
ご利用者様は、彼・彼女たちが少々言葉が足りなくても理解してくれます。ベトナム人職員にもゆっくり話すよう指導しています。苦情などは今まで一度も言われたことはありませんし、ご利用者様も今どきは外国人の職員に偏見を持っているような方はいませんね。ベトナム人の男性職員など、女性のご利用者のアイドル的存在になっていますよ(笑)。女性職員は一生懸命さが目について、とても可愛いですね」
松山さんが施設長を務める友井荘では、昨年のクリスマスに、「大阪のおかん」のような存在感を持つ管理者にベトナム人職員一同でひざ掛けをプレゼントしていたとのこと。こんなこまやかな心遣いもあるんですと、嬉しそうに教えていただきました。苦手なことを克服するために、志願して残業しやり切る責任感と向上心を持っている点を松山さんは非常に高く評価しています。
最後に当社の印象をうかがいました。
「お世辞でなく、今まで紹介してくださった中で期待外れの人が一人もいませんでした。安心感がありますね」と松山さん。今後も事業所の経営者様・施設長様・管理者様のご期待に沿えるよう、精いっぱい努めてまいります!